旅するぽんきち♂

クライミングと食欲の狭間で苦悩するぽんきち♂の日記。

四国一周 ①準備編

f:id:tao_han_ten0829:20220609054552j:image愛媛県自転車新文化推進協会が主催しているサイクリングプロジェクト“四国一周”、通称ヨンイチ。。その存在を初めて知ったのは、2021年の夏に高知でサイクリングしていた時。久礼の悪名高い胸突き急登の久礼坂をサイクリスト2人連れが、爽やかな白とブルーのヨンイチジャージに身を包んでいて、あのカッコいいサイクルジャージはなんだ?!と検索かけたのが始まり。

相方のポンと一緒に早速エントリーしてプランを練ること半年。当初はパートパートで地域分けして、何トライかで完走を目指そうとしていたが、輪行するにも交通の便が悪かったり、宿泊の問題を考えると、テン泊を基本として一気に回った方が良いという結論に。早速ロードバイクにテントや生活用品一式を積み込んでの試験チャリップが始まる。

f:id:tao_han_ten0829:20220609055646j:image重装備での最初の試験チャリップは淡路島一周“アワイチ”からスタート。装備やパッキングは試行錯誤を重ねた。

f:id:tao_han_ten0829:20220609055925j:imageビワイチの経験を活かして、2度目の試験チャリップは琵琶湖一周“ビワイチ”。アワイチはソロで行っていたが、ビワイチは相方ポンと同行で積載量の幅が広がる。

f:id:tao_han_ten0829:20220609060232j:imageこれら2回の試験チャリップの結果を踏まえ、装備の選定に入る。試験チャリップでは1泊2日、ヨンイチでは9泊10日となるが、服装以外の基本装備に大差はなかった。

f:id:tao_han_ten0829:20220609060750j:imageテントは学生時代から使っているアライテントのエアライズ1(1〜2人用)、コンプレッションバックで圧縮した夏用寝袋(ナンガ)、シートゥーサミットの枕、ニーモのエアマット、目隠し耳栓、ガスヘッドは少し重いが燃料調達しやすいイワタニのカセットコンロ用ガスが使用できるタイプにした。コッヘルで調理するので湯沸かし専用としてヤカンを持参、ナイフはこだわりのusn mk1、買ったビールを冷やしておくための保冷バック、無聊を慰めるためにラジオと篠笛も持っていく。無聊といえば、焚き火がしたくなった時のために焚き火台も持っていったが、海辺はほぼ直火ができたので一度も使わなかった。相方にはタープも持ってきてもらったが、天気が良かったので使わなかった。携帯充電用のモバイルバッテリー、ヘッデン、最も役立ったのはモンベルの親指サイズのランタン、軽量コンパクトでめっちゃ明るい!キャンプの雰囲気出しに一役買ってくれた。

f:id:tao_han_ten0829:20220609061343j:image着替えは基本下着類3着、サイクルジャージの予備(上)1着、防寒ジャケット、雨具(上)石鹸歯磨き類とした。他にテント場でのんびりするためのビーサン、サングラスetc.。輪行バックはエスケープ時のお守り、傘は持っていかなかった。他に役立ったのは折り畳み式のリュックサック、食材を買って移動時にレジ袋がわりに使用する。

f:id:tao_han_ten0829:20220609061919j:imageなびナビゲーションはガーミンに頼ろうと思っていたのだが、折悪く破損してしまい持参できなかった。結果的には道路にしっかり案内表示がしてあるので、あまりナビゲーションに困ることはなかった。

f:id:tao_han_ten0829:20220609062118j:imageこれらの装備を積載するとこんな感じ。少し積載からはみ出てシートバックの上にも括り付けらている。積載はフロントバックがゼファール10L、フレームバックはBlackburn 5.8L、シートバックはゼファールの8〜17Lで総容量は約33L。かなりキツキツだが快適旅には必須なのさと、そんなこんなで準備は整い、あとは出発を待つだけ。