昨年からのコロナ禍でどうも最近気分が鬱々。
長らくアメブロでblogを書いてきたのですが、気分も一新したいと思って今回思い切ってblogを移転することにした。
これからもクライミングのこととか山旅の記録など、日々の出来事を残していければいいと思う。
最近の出来事といえば、成人の日を含む連休に、富山までスキーへ行ってきた。
有給休暇も使って5連休にして、本当は行ったことのない新潟方面のスキー場を狙っていたのですが、折しも超弩級の冬型の気圧配置。ニュースでは災害級の大寒波と言っている。
高速バスを予約していたが、出発日当日の朝に運休が決定。
サンダーバードも前日から運休が決まっており、公共交通機関での移動は絶望的。
今年の冬は雪道を走る機会も多かろうと、奮発してスタッドレスタイヤもBLIZZAK VRX2に新調していたが、TVではコロナと合わせて不要不急の外出を控えるようにと繰り返し伝えている。
どーすんべかと思ったが、スタッドレスタイヤの性能テストも兼ねて、とりあえず行けるところまで行こうと北に向かう。
1/8 16時ごろの北陸道 敦賀周辺。下道で湖東三山スマートICまで走り、そこから高速に乗る。
敦賀ではかろうじて路面のアスファルトは見えていたが、福井市周辺に差し掛かった途端、様相は一変する。
17時ごろの福井IC周辺。
北陸道も金沢金森ICより先が通行止めになり、そろそろ引き返すべきかと進むことに逡巡し始めるが、福井ICでは下り口付近がすでに渋滞。おそらく出口付近でスタックした車が通せんぼしてるのだろう、ここで時間を過ごすことを考えればと思い、さらに北に向かうことに。
スタッドレスの性能は流石世界に誇る日本のBRIDGESTONE、雪道でもしっかりと路面に食い付いてくれて、走行になんの支障もない。金沢市内周辺は大寒波と言われているのが嘘のような状態。路肩にもほとんど雪がない。
金沢東ICまで北陸道を使い、8号線を使って倶利伽羅峠を通過。ここら辺からまた一面の雪景色だ。上りは渋滞していたが、下りは問題なし。
小矢部周辺でさらに状況は酷くなる。ラッシュの帰宅で車が掘り起こした穴が、あちらこちら路面に点在して、ひどく走りにくい。
能越道の無料区間で福岡ICから高岡IC。道は悪いがなんとか走行はできる程度。しかしここで過ちを犯す。
高岡市内で長靴と壊れたゴーグルを買おうと高岡ICで下りたら、すでに8号線は大渋滞の様相。スタックしたトラックも道を塞いでおり、まったく動かない。
すぐにUターンして能越道に乗り直す。能越道も小一時間の間に様相が一変。なんとか高岡北ICまでたどり着くが、下道はもっとひどい状況。普段なら15分程度で行ける道が、1時間半ほどかけてなんとか到着。
雪は深々と降り続いており、少し恐怖感も感じるくらい、俺は最終日に大阪に帰れるのだろうかと頭によぎる。
翌日の高岡市内。ニュースでも交通網の壊滅を伝えている。とてもスキー場にたどり着ける状態でなく、この日は終日待機。長靴とスコップが必需品。
3日目はようやく雪が少しマシになったので、最寄りの牛岳スキー場へ。規模は小さいがせっかく来たのに一滑りもしないなんて勿体ない。道も少しマシだった。
相方のボードテクも初めて見る。なかなか上手いじゃないか!どんどん新雪を攻めはる。
雪とたっぷり戯れる。今回の雪はだいぶ水分を含んでいるのか、板の滑りがすごく悪かったが、初滑りを堪能できた。
3日目よりずっと交通情報と睨めっこ。ニュースで北陸道の福井周辺が立ち往生でえらい事になっている。自衛隊にも災害派遣要請がでたことを繰り返し伝える。
最終日には解消を願っていたが、朝の時点でも解消されておらず、北陸道は断念。
東海北陸道は小矢部〜福光ICまで通行止めになっていたが、それより南は通行が可能。そちらにかけてみることにして、午前中に富山を出た。
福光までの道中、各所に乗り捨てられた車が散見している。
ボコボコの悪路を通りながらなんとか無事に福光IC到着。
少し裏道はもはや雪原。
東海北陸道は読みが当たり、上り線は路面は完全に除雪されていてスムーズに通行できた。
岐阜も白川郷の辺りから快晴、絶好の行楽日和。高鷲スノーパークに寄りたい気持ちを抑えながら、岐阜各務原ICより下道で無事に帰阪。
新型スタッドレスタイヤの性能評価は良好。行き帰りの交通だけで判断と決断の連続で大冒険でした。
なかなかできない経験をしましたが、自然の力はすごいw