近頃はだんだん朝夕と涼しくなって、クライミングにはベストなシーズンになってきました。夏の間に大汗かきながら、汗でヌメった指でナルいボールドをカチるのが、クライマーの在るべき姿ですが、去年に引き続き新型コロナによる緊急事態宣言発令下で、ローカル性の高いクライミングエリアにフラフラ行くのも気が引ける部分もあり、何より暑くてやってられないというのもあって、長いこと岩場から足が遠のいていました。
その間はチャリとか山登りとかやってた訳ですが、特に9月に入ってから遅ればせながら沢熱がチョイ上がりしてきて、2週ほど連続で沢に行ってきました。
9.23 下多古川 本谷
初級の沢で横に仕事道が並行しているのでお気楽〜
初めてラバーソールを試す。0か100かのグリップ力で、なかなか慣れないなー。
思っていたより遡行距離が短くて、最後の滝の落ち口で焚き火してダラダラ。少し物足りなかったかな。
9.26 引原川 万ヶ谷へ。兵庫の沢に入るのは初めてです。写真は入渓地点のそうめん滝。
最初の滝は左側から登りました。簡単ですがラバーソールではヌメヌメで滑って緊張。滝の抜け口に残地のハーケンがあり、支点にしました。
全体的に登れる滝が多くて楽しい。ただ、アカゴケはめっちゃスベる。
滝はドンドン続きます。
最後の滝は左の草付きから。相方にリードをお願いしました。この上にさらに小滝が続くので、抜け口でピッチを切った。
最後のたきの滝が終わると嘘のように落ち着いた渓相に。左側の斜面を詰めて登山道へ。
下山口の神社。地元の人に話しかけられて、最近この山もヒルに汚染されているよう。下山してチェックしたら1匹付いていました。
そんなこんなでご無沙汰していたので、10.3は勝山へクライミング。石灰岩は実に半年ぶり、しかも岡山・広島方面は一年ぶり！
久しぶりの石灰岩に体重も増えていて鈍ったカラダをぶつけました。カラダ重い。。こりゃイチから出直しです。
ならず者もダメ元で触りました、がダメでした。下部がからきし出来ません。
しかし、やっぱりクライミングは楽しい。ぼちぼちとスポート中心に戻して行こうと思います。とりあえずは減量と岩場にちゃんと行くことからかな。
この秋は勝山と芹谷を中心にリハビリしていって、冬に向けて準備をするぞ！とココロに誓いました。
