かつてはあれ程バカみたいに通い詰めていたクライミング。雨が降ろうが風が吹こうが、とりあえずは岩場まで行って、ダメならクライマー同士でダベってジム。そんな生活を6年間広島時代は過ごしていました。
5年前に大阪転勤になって中四国のホームエリアから遠ざかり、それでも何とか嚙り付こうと思っていましたが、目標をロストしたりコロナでモチベーション下がったりとどんどん足は遠のいていき、気づけば霧降る谷には2年間足を踏み入れていませんでした。
このままクライミング辞めちゃうかな~などとも思いながら過ごしていましたが、相棒SNが(急に、無駄に)沢を頑張りだしたのに動機づけられ、今回ぽんきちも久しぶりに霧降る谷へ舞い戻ることにしました。
朝4時起床。おにぎりを握って久しぶりに西へ向かいます。中国道を走るのも久しぶり。
変わらないこの場所。青春(という年齢でもなかったが)をつぎ込んだといっても過言ではない。
変わらないが落ち着く。
今宵の宿。ここも変わらない。ベンチが新調されていた。BB建築が新調してくれたみたいだ。
ここで毎週末飲んだくれていた。今宵もそーなるはず。
小屋に荷物をいれていたらパートナーのモリ爺、ねーさん、SDFくんたちも到着。個人的にはマジメにやるのは1年近くぶりの外岩なので、メジャーエリアのフラワーロックあたりでのんびりリハビリをと思っていたが、まさかのNo.2ロック。うーん、マイナーなとこチョイスしたな~笑
No.2ロックではSDFくんがカーニバルをやるとのことだった。しかし、霧降る谷へ着いてからずっと思っていたが、蒸し暑い!湿度が非常に高く、ジメジメ。それがしっかり岩にも反映されていて、コルネは濡れ濡れ、岩はジメジメ。とりあえずアップにとトロピコ周辺に取りつく。
師匠と弟子が登る。12+クライマーのSDFくんも苦戦する11aて。それくらい岩がジトってます。アップを終わらせたらもーやれるものがないので、No.1ウォールを経てフロントフォールへ。
川沿いには彼岸花が咲いていました。秋の足音が聞こえているはずなのに暑い。
No.1ウォールも湿気で全滅。ここは風が通らないからなぁ。
フロントウォールは比較的乾いていました。
新進気鋭のSDFくんには空中散歩を進めましたが、とりあえずみんなでラガーで遊びました。
フロントウォールは年々地面が下がっています。すごくいいエリアなのに時期を選ぶからあまり人が触っていません。
SDFくんがラガーを2便目でRPして本日は終了。ぽんきちはクライミングは散々でしたが、夏の間よく山歩きをしたので渓谷の登り返しはへっちゃらでした。
夜は懐かしのメンバーが集まる小学校で大宴会。岡山の冒険家や愛媛のチクビ、神戸チームなどが入り乱れて結局12時くらいまでバカ騒ぎしました。こういうところも霧降る渓谷の良きとこなのです。
夜半、ざーざーと雨音が。。朝になってイケダエンジニアリングやBB建築など、さらに懐かしの顔ぶれが集まりましたが、みんな敗退するとのこと。こちらも背中も腕もバンバンジーなので、のんびりと帰路に就くことにしました。
久しぶりの場所や人たちでしたが、何も変わらず(みんな歳はくったけどね)昔のまんま、とても楽しかった。いろいろここ数年フラフラしてましたが、しっかりとクライミングに励みたいと思った週末でした!