旅するぽんきち♂

クライミングと食欲の狭間で苦悩するぽんきち♂の日記。

灼熱地獄【2022.7/30(土)-31(日):別山~白山】

<コースタイム>

★7/30(土)7:41一ノ瀬ビジターセンター⇒11:03チブリ尾根避難小屋(休憩)11:25⇒13:01岩室⇒13:13別山⇒13-39岩室⇒15:50南竜山荘テント場

★7/31(日)6:42南竜山荘テント場⇒7:45室堂平(休憩)10:10⇒10:54殿ヶ池避難小屋⇒11:35別当坂分岐⇒12:25別当出合

 

お盆休み㊙計画向けトレ最終章。今回の目的は「荷物を持って歩く」がテーマ。毎度のことながら天気予報と睨めっこしてあーでもない、こーでもないを繰り返し、結局アクセスのいい白山へ。今回は一ノ瀬から別山を経由するルートとした。

金曜日夜に出発し、眠たい目を擦りながら一ノ瀬へ向かうも、眠すぎて道の駅 恐竜渓谷かつやまで前夜泊、それでもよくここまで頑張りました。朝6時過ぎに目覚めて一ノ瀬へ、あまり混んでるイメージなかったが、

さすが人気の山だ。一ノ瀬まであと1キロ、ここで誘導員に路駐を指示される。

当然バス停もこんな感じ。ちなみに一ノ瀬から別山だからバス乗らなくていいじゃんてなるかもですが、そこは我々弱気の虫。なんか寝不足でしんどいし、なんなら今日はバス乗って室堂経由でテン場でゆっくりしよーよ的な甘い考えがあったので、バスの列を見て心乱されましたが、結局は計画通り別山へ行くしかないと、強い想いを新たに出発。

最近標高の高いところばっかりからスタートしていたので、今回一ノ瀬(833m)からでは暑い暑い。折しも今週末は猛暑日で水の消費が半端ない。写真は水場で水を汲むSNちん、もちろん背中はビッシャ。

靴はおニューのスポルティバ TX-5でご機嫌。

なかなか森林限界を出れません。ぼちぼち熱中症気味でカラダの動きがすこぶる悪い。

やっと尾根道でた。でも日差しが強すぎて暑い。

やっとの思いでチブリ尾根避難小屋へ。ここから別山を見上げると果てしなく遠い、高い。ここで泊まって帰りたいが、ここには水場がない。

横になって動きたくない。後ろ髪引かれながら出発。

ここからが地獄。灼熱地獄。暑い、暑すぎる、水はなんぼ飲んでもすぐに汗で出ていく。手拭いが絞れるし、メガネは沢登りのように水滴がレンズにつく。カラダ全体的に倦怠感、熱中症の症状である、

やっとの思いで稜線へ。死ぬかと思った。写真で確認できないほど小さいのが避難小屋。この尾根を登ってきた。

岩室から別山までは空身でピストン。別山登頂は初です。

絵具を溶いたように鮮やかな水色をしたダム湖

別山から南竜山荘テント場まではご機嫌なお花畑稜線をすすむ。しかし、距離は結構長い。

黄色花。

白花と紫花。

山荘が見えてきた。でもまだ遠い。

あとちょっとで南竜山荘テント場。しかし、予想外というか予想通りというか、

満杯。ほんとに張る場所がなくて困りましたが、スペースを強引に見つけて張りました。

テントを張ったらこっちも根を張るしかありません。酒を浴びるように飲み、美食に舌鼓。今回の食担はSNちん、合格です。

綺麗にリニューアルされたトイレ。テント張ってからトイレ以外どこにも行かず、最後は意識をなくして眠りにつきました。

翌朝はゆっくり昨日のカレーの残りを食して出発。朝から白山方面には雲がかかっています。

雲の中だがお花は綺麗。

通称たぬじゃらし。

室堂まで遠かった。てか前日の疲れが我々を蝕んでます。

山頂は雲の中なので、

f:id:tao_han_ten0829:20220806213932j:imageとりあえずビール、まだ朝の8時台。

f:id:tao_han_ten0829:20220806214030j:image山頂は依然晴れず。小屋の外にあったコットでごろごろ。そのうち眠りにつきました。結局目覚めたのは10時台、室堂で2時間もダラダラ。山頂は晴れないので今回は”まいっか”と下山を決めた。

下山は観光新道。今の時期はお花畑。

パッとしない天気、やっぱり昨日別山に登っててよかった。無事に昼過ぎに下山。下山も結構長くて疲れた。今回は暑さ核心でした。

今回発汗量がすごいとウェア選びももうちょい考えないとということを実感しました。来週からの㊙計画ではそのへんも考慮した編成にせんといけないですね。何はともあれいいトレーニングにはなったのでヨシとする。